
今回のブログは、私が中学2年生の息子の留学先として検討しているボーディングスクールに関する情報や、なぜ留学先としてボーディングスクールを選択したのかについて取り上げたいと思います。
ボーディングスクールとは?
ボーディングスクールとは、ウィキペディアには、
ボーディング(英:boarding)とは「寄宿、下宿生活」を意味する言葉で、両親や家族と離れ、寮生活において学業のみならず心身共に修養し、規則、礼儀、自立心、コミュニケーション能力を養成する。授業は少人数で行われることが特徴である。
と書かれています。
歴史が古く世界各地にあるボーディングスクール
世界で最初のボーディングスクールは、14世紀から15世紀ごろのイギリスで創設されたと書いてありますので、かなり古い歴史があります。現在では、イギリスのほか、米国本土、ハワイ、カナダ、オーストラリア、スイス、ドイツなど、世界の各国に存在しています。経営理念、教育方針、カリキュラム、アクティビティー、教師の陣容、学生数、共学の有無、校外アクティビティーの内容、入学手続き、難易度、立地など、細かな点は国や地域によって違うと思いますが、親元を離れて寄宿舎(寮)に滞在しながら学業やその他の活動に励む点は一緒だと思います。
日本にもある「ボーディングスクール」
ちなみに、私は、中学1年から高校3年までの6年間、九州にある全寮制の中高一貫校で過ごした経験があります。私が通った学校はカトリック系の男子校でしたが、九州各県から生徒が集まり、寝食を共にしながら勉強や部活動の毎日を送ったものです。欧米豪と日本とでは、完全に内容が一致するわけではないかも知れませんが、ひとつの敷地内に校舎と宿舎があり、寝食を共にしながら学業に励むという教育環境は一緒だと思います。
ボーディングスクールのイメージ
ボーディングスクールが舞台となった欧米のドラマや映画を観ると、よりイメージが明確になるかも知れません。でも、その一方で、いわゆる上流階級の家庭の子供やいろいろと問題のある子供が集まる場所というようなステレオタイプな模写がなされている場合もあり、ミスリードされる恐れもありますから、やはり卒業生や在校生、または学校の先生などから直接話を聞く機会を見つけるのが良いと思います。一例として、10月初旬に東京で開催予定の「TABSボーディングスクールフェア」に関する、私の投稿記事などを参考にされてはいかがでしょうか。

ボーディングスクールの特徴
ボーディングスクールと普通の公立の学校との違いはいくつかあると思いますが、大きくは次のようにまとめることができます。
- 敷地は、緑や自然に恵まれ、歴史ある建物は重厚感に溢れていて趣がある。
- 敷地は概して広く、ゆったりと落ち着ける空間が広がっている。
- 勉強やアクティビティーの環境、住環境、学生の保健や安全面に関するサポート体制、教室やその他の文化・スポーツ施設など、学生が安心して生活でき、学業やスポーツに励み、仲間との交流に集中するために必要な施設や機能・体制が同一敷地内に集中している。
- 学生だけでなく、先生やその家族も同一敷地内に住宅があり、暮らしている。
- 学業面だけでなく、独立心や責任感、コミュニケーション能力、リーダーとしての資質など、のちに社会に出て成功を収めるために必要なことがらについても学ぶことができるなど、人間形成に役立つ環境が整っている。
- 上記を踏まえて、親(保護者)として、未成年の子供を預けるのに適切な環境が整っている。
息子の海外留学先としてボーディングスクールを選ぶ理由
私が、14歳という年齢にも関わらず、息子を親と離れて単身アメリカの高校に通わせてもいいと考えた理由は、ボーディングスクールの存在を知り、その可能性に大いに興味と関心を持ったからです。
ボーディングスクールに関する「よくある質問」のご紹介
TABS(The Association of Boarding Schools)は、北米やカナダ、その他の国のボーディングスクールやプレップスクールのサポートをしている組織です。そのTABSが運営するBoardingSchools.comというサイトには、ボーディングスクールに関するFAQ(よくある質問)が掲載されています。このブログでは、掲載されているFAQの中から、私が重要だと思う項目を、今回は2つご紹介したいと思います。この2つ以外のブログに書きたいことがらについては、次回の取り上げるつもりです。(ご自身で確認なさりたい場合は、上の行中に貼ってあるリンク先をご覧ください。)
1)ボーディングスクールで得る最も特徴的なことは何か。
ボーディングスクールの専門サイトで紹介されている調査結果によれば、回答した学生の7割が、ボーディングスクールでの生活を通して得たものとして、
- self-discipline 自己規律(自分自身の思考、感情、意思決定、行動を、目的のために自分でコントロールする能力)
- maturity 精神的成熟性
- independence 独立心
- the ability to think critically 批判的思考力(クリティカル・シンキング)
を挙げています。
2)公立校とボーディングスクールの違いは何か。
公立校とボーディングスクールの違いには多くのことがらが挙げられると思います。その中でも、いちばん大きな違いは、ボーディングスクールという場所は、あなたが自分の能力を伸ばし、そして人間として成長するために必要な多くの機会を、本当にあなたがかつて考えたことがないほどの多くの機会を、あなたに提供し続けることを決してやめない、そんな場所なのです。ボーディングスクールには、教室でも、ステージでも、屋外活動でも、どんな場所にいても、あなたがそれを望むなら、何事にも集中し没入することができる環境が用意されています。全てのことが、キャンパス内に存在しているのです。教師、学校のスタッフ、コーチ達は、いつも、あなたが必要とする時、あなたのそばにいます。ボーディングスクールでは、あなたは番号で呼ばれる大勢の生徒の一人なのではなく、キャンパスの全ての関係者があなたのことを知っているのです。