
アメリカの全寮制高校の入学願書のフォーム
アメリカの高校への留学を決意した時に、まずしなければならないのは、その学校の入学願書を取り寄せて必要項目を記入し提出することです。今回は、以前にこのブログでもご紹介した、アメリカのコネチカット州にあるSt. Thomas More School(セント・トーマス・モア・スクール)を例に、実際の入学願書を見てみることにします。まずは、次の画像を見てください。
St. Thomas More School の入学願書

学校のロゴと名前が書いてある下の部分の一番上に、Application for Enrollment と書いてありますが、それが「入学願書」のことです。St. Thomas More School の入学願書は、全部で4ページあります。ここでは、ブログ用に画像として貼り付けてありますが、通常は、学校へ依頼すればPDFファイルとして送ってくれるか、学校のホームページ上からダウンロードができるようになっていると思います。



入学願書に記載しなくてはならない項目
さっそく、入学願書のそれぞれのページに従って、記載しなくてはならない項目を見てみましょう。
Page 1-2
まず、1ページ目と2ページ目です。
Student Information 留学を希望する生徒本人に関すること
Student Information は、留学を希望している生徒本人のことを記載する部分です。氏名や住所、現在通っている学校やその前に通っていた学校の情報、授業料(学費)の免除に関する申請を予定しているか、などの項目を記載します。
Family Information 留学希望生徒の家族に関すること
Family Information は、家族のことを記載する部分です。両親の婚姻状況に関すること、親権者に関すること、誰の収入で生計を立てているか、親に関する情報、(親以外の)保護者に関する情報、継父や継母に関すること、兄弟姉妹に関すること、など細かく記載する欄が設けられていますので、焦らず、ゆっくりと確実に書いていくことが大事です。
Page 3
次に、3ページ目に移ります。
Consultant / Agency Referral コンサルや仲介業者に関する照会
コンサルタントや仲介業者に頼んで入学手続きをしてもらっている場合に記載する部分です。ちなみに、このブログでは、基本的にこのような仲介業者等を介さず、独自にリサーチをしたり、実際の手続きをすることを前提にした情報を載せていますので、コンサルや仲介業者に依頼して手続き中の方は、もしかしたらこのブログを読む必要がないかも知れません。
International Student Supplement 留学生に関する補足
International Student Supplement は、外国人として留学を希望する生徒が記載する部分です。入学願書はアメリカ国内の生徒だけでなく、外国からも希望者がいるので、それに該当している場合は記入しなければなりません。(私の息子の場合も、この部分は記載しました。)
ちなみに、外国人の場合は、TOEFLなどの英語テストに関することや、パスポートの写し、(親や保護者の)預金残高証明書なども参考書類として提出する必要があるようです。
Guardian Supplement for International Students 留学生の保護者に関する追加情報
この部分は、外国人留学希望者にとっての保護者にあたる誰かがアメリカ国内に住んでいるかどうか、もし住んでいるならその詳しい情報を記載する部分です。親戚のおじさんやおばさんなどがこれに当たりますね。
Notice of Non-discriminatory Policy 差別禁止に関する方針<通知>
このパートは、記載が必要な部分というより、学校(ここでは、St.Thomas More School)としての差別禁止に関する方針を宣言し、通知をしている箇所です。国籍や人種、肌の色や信条など、そういったことを理由に入学を拒否することなど断じてありません、という強い意志を表明しているところですが、リベラルアーツ教育の根幹をなす、いかにもアメリカ的考え方、思想だなと、私は思いました。
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いよいよ最後、4ページ目です。
Parent / Guardian Statement 親又は保護者によるステートメント
このパートは非常に重要な部分だと私は思います。なぜなら、親(又は保護者)であるあなたが、子供をなぜこの学校へ通わせたいと思うのか、この生徒がこの学校で学ぶことによりどういった利益があると期待しているのか、子供の性格や趣味はどのようなものかなど面接で担当者が質問しそうな項目が並んでいるからです。さらに、子供の心や体の状態を聞く箇所や、現在通っている学校での態度や評価について記載する部分もあります。
後に、実際に面接を受ける機会があるかどうかわかりませんが、仮にそのような機会がなく、全て書類で選考されるような場合も想定すると、この部分に何を記載するかはとても重要だと思います。ですから、ぜひ、お子さんとも十分に話し合った上で書かれるのをおすすめします。
署名欄
入学願書のいちばん最後には、親(又は保護者)と生徒本人が署名する欄が設けられています。全ての項目がきちんと記載されているかを確認して、最後に、しっかり両者で署名をすると良いと思います。
おわりに、
今回は、アメリカのコネチカット州オークデールにあるSt. Thomas More School を例に、実際の入学願書の内容を見てきました。ブログ内で何度か触れていますが、現在13歳(中2)の息子は、この学校への留学を希望しています。ですから、今日ご紹介した入学願書は私自身が学校から取り寄せ、今まさに提出をしようと考えているものです。
学校が違えば多少内容やレイアウトが変わるのかも知れませんが、同じような全寮制ボーディングスクールであれば、入学願書の中身がそれほど違うということはないのではと思います。少しでも、皆さんの参考になれば嬉しいです。